ヴォーリズと家庭薬
2025年09月22日
ヴォーリズといえば建築や教育のイメージが強いですが、実は医薬品の分野でも意外な活躍をしています。
その代表が「メンソレータム」✨
今ではロート製薬の製品として知られていますが、もともとはヴォーリズが日本に紹介したものでした。
きっかけは、アメリカの実業家A.A.ハイド氏との出会いです。
ハイド氏はYMCAの支援者で、ヴォーリズの活動に共感し、資金面でも協力していました。
その中で、ハイド氏が開発した家庭用軟膏「メンソレータム」を日本でも広めようという話になり、ヴォーリズは輸入販売を始めます。
1910年には「近江セールズ株式会社」(後の近江兄弟社)を設立し、メンソレータムの販売を本格化。
肌荒れや風邪のときに使える家庭薬として、全国に広まっていきました。
薬を売ることが目的というより、誰かの役に立つことにつながればという気持ちがあったのかもしれません。
その後、近江兄弟社は一度倒産し、メンソレータムの販売権はロート製薬に引き継がれました。
現在「メンソレータム」として販売されている製品はロート製薬のもので、近江兄弟社では「メンターム」という名前で販売が続いています。
パッケージもよく似ていて、女の子のロゴがメンソレータム、男の子のロゴがメンタームです。
建物や教育だけでなく、ヴォーリズが関わっていた薬が、今も普通にドラッグストアで見かけられるなんて、少ちょっと嬉しくなってしまいます😊
なお、ここで書いたことは、資料やインターネットで見かけた情報などをもとに記載しており、事実と異なる部分があるかもしれません。
正確な情報については、各資料や関係機関の公式発表をご参照ください。
今回はヴォーリズとは関係のない写真です。
今が良い季節です、ヒガンバナ🏵️
余談ですが、子どもの頃の愛読書では曼殊沙華でした。
個人的にはこちらの名前の方がしっくりきます。
