地塩寮について
2025年09月27日
今回は、滋賀県近江八幡市にある旧近江兄弟社地塩寮をご紹介します。
1940年(昭和15年)に建てられた、ヴォーリズ建築のひとつです。
現在は近江八幡教会の牧師館となっていますが、もともとは近江兄弟社で働く独身青年社員のための宿舎でした。
「地塩」は「ちえん」と読みます。名前の由来となったのは、聖書にある「あなたがたは地の塩である」という言葉です。
ヴォーリズ建築を巡っていると、アンドリュース記念館やハイド記念館のように、人の名前が建物名として残っているものがあります。
地塩寮では、人ではなく聖書の言葉が名前として残っています。
1940年という建築年は、ヴォーリズ記念館や吉田悦蔵邸、ウォーターハウス記念館などの住宅よりも後になります。
地塩寮の道路向かいには、日本基督教団近江八幡教会があります。そしてすぐ近くには、アンドリュース記念館。
現在は近江八幡教会の牧師館として使われ、会議や集会にも利用されています。
もともと近江兄弟社の社員が暮らした寮だった建物が、現在は向かいにある教会と関わりながら使われています。
※建物に関する情報は、近江八幡市観光公式サイト、ヴォーリズ関連資料等の公開資料をもとに確認していますが、資料による表記や年代の違い、その後の調査等により内容が変更されている場合があります。また、掲載写真は撮影当時のもので、現在の建物等とは異なる場合があります。
