聖林寺で出会った、美しい観音様

2026年01月20日

聖人

昨秋の奈良の旅、2回目は桜井市にある聖林寺のお話です🤗

 

このお寺を訪れた一番の理由は、家族が以前から「どうしても一度拝観したい」と切望していた国宝・十一面観音立像に会うため。

そして私は、この時期に特別公開されていたマンダラにも強い興味があり、期待に胸を膨らませて伺いました。

 

聖林寺の十一面観音様は、日本を代表する仏像のひとつ✨

かつてフェノロサや和辻哲郎といった著名な人々も絶賛し、その調和のとれた美しいプロポーションから「ミロのヴィーナス」と比較されることもあるほどです。

現在は、地震対策が万全に施された最新の観音堂に安置されています。

ガラスのお厨子の中で、照明によって浮かび上がるそのお姿は、慈愛に満ちた表情や指先のしなやかさまで手に取るように分かり、時が経つのを忘れて見入ってしまいました。

 

 

もちろん、十一面観音様だけではありません。

御本尊の子安延命地蔵も、とても個性的で心惹かれるお姿でした。

大きな体に優しいお顔をされており、どこか包み込まれるような安心感があります。

 

他にも境内の仏像を一つひとつ拝見しましたが、どれも素晴らしく、お寺全体に流れる静かで豊かな空気を堪能することができました。

また、境内のボランティアガイドさんがとても親切だったことも印象に残っています。

境内や駐車場のどの位置から「箸墓古墳」が見えるのかを丁寧に教えてくださり、歴史の舞台である大和盆地のパノラマも楽しむことができました。

 

こちらでも、お土産に「聖人」という日本酒を購入しました。

300mlの小ぶりなサイズですが、箱にも瓶のラベルにもあの十一面観音様のお写真が使われていて、とても存在感があります。

中身は私がおいしくいただいたのですが(😅)、その美しいパッケージは今、家族の部屋に大切に飾られています。

お酒を味わった後も、こうして旅の記憶が形として残るのは嬉しいものですね。

今回は、仏像の奥深さとお酒の縁に触れた、とても実りある秋の旅の思い出話でした。