旧神戸ユニオン教会

2026年03月12日

フロインドリーブ

旧神戸ユニオン教会は 1929年竣工した建築です。

設計は ヴォーリズ建築事務所、施工は竹中工務店によるものです。

ゴシックスタイルを基調とした教会建築で、現在はフロインドリーブ本店として使われています。

建物は国の登録有形文化財に指定されています。

 

街路に面して、尖頭アーチの大きな窓をもつ礼拝堂棟と、その横に続くハーフティンバー風の牧師館棟が並んでいます。

二つの棟は高さや意匠が異なりますが、一体の建物として連続しています。

正面の玄関の上には鐘塔が設けられ、構造は鉄筋コンクリート造です。

 

フロインドリーブ創業者のハインリッヒ・フロインドリーブと妻ヨンは、かつてこのユニオン教会で結婚式を挙げています。

教会が移転して建物が空き家になった後、創業者夫妻にゆかりのあるこの建物は、後継者によって購入され、現在の店舗として使われています。

礼拝堂だった空間の高さや窓の形が、そのまま2階のカフェの内部に残っています。

 

改修はヴォーリズ事務所が関わったものではありませんが、教会建築を店舗として活用した点が評価され、 BELCA賞 ベストリフォーム部門 を受賞しています。

選考評では、

教会としての空間構成を残しながら店舗として成立させていること

既存建物の特徴を損なわない改修であること

に加えて、行政による保存建築とは異なり、個人の情熱と限られた資金によって歴史が継承された点が評価されています。

 

また、文化庁のデータベースでは、「街路沿いファサードの均衡を保つ」という点が、この建物の価値として示されています。

礼拝堂棟と牧師館棟という異なる意匠の部分が並びながら、街路景観としては一体の建物として扱われていることが評価されています。

 

ここで書いた内容は、

公開されているインターネット上の各サイトの情報などをもとにまとめています。

事実と異なる可能性がありますので、正確な情報は各資料や関係機関の公式発表をご確認ください。

また写真も10年前に撮ったものです。現在とは細部や周辺環境が異なる可能性があります。

※少しだけいい写真が見つかったので追加します↓↓↓

 

旧ユニオン教会