北九州市旧大阪商船
2026年05月12日
今回は、旧大阪商船です。
旧大阪商船は、大正6年(1917年)に大阪商船門司支店として建設された建物で、現在は修復・活用されています。
設計は河合幾次によるものとされています。
建物は国の登録有形文化財にも登録されています。
外観でまず目を引くのは、建物の角に設けられた八角形の塔です。
門司港レトロ地区の建築群の中でも、遠くからでも目に入りやすい特徴だと思います。
塔屋部分のデザインにはゼツェシオン様式の影響が見られるとされており、この影響は塔に設けられた大きなアーチ窓、八角形の塔屋部分へと続きます。
また、外壁に使われているオレンジ色のタイルも、この建物の大きな特徴の一つです。
門司港レトロ地区の中でも比較的強い色合いが存在感を醸し出しています。
建物は、道路に面する西側と北側がレンガ型枠を用いた鉄筋コンクリート造となっており、一部には木造モルタル仕上げも取り入れられています。
さらに、正面と背面で建物の印象が異なるため、雰囲気が変わるのも特徴です。
掲載している写真は2018年に撮影したものです。
現在とは外観や周辺環境、建物の細部などが異なっている可能性があります。
なお、本記事は公開されている情報や手元の写真をもとにまとめています。
内容に誤りが含まれる可能性がありますので、正確な情報については各種資料や公式発表をご確認ください。
