カトリック布池教会
2026年07月09日
今回は、名古屋市東区にあるカトリック布池教会のご紹介です。
街の中を歩いていると、建物の間から見えてくる二本の塔。カトリック布池教会の聖堂は、1962年(昭和37年)に完成しました。
正式名称はカトリック布池教会聖ペトロ・聖パウロ大聖堂。高さ約50メートルの二つの塔を持つ、鉄筋コンクリート造の教会です。
正面に立つと、まず視線が上へ向かいます。左右にそびえる塔、その間に大きなバラ窓。
入口には尖頭アーチが並び、縦方向へ伸びていく形が強く感じられます。
ゴシック様式を取り入れた建物ですが、ヨーロッパの古い石造教会ではなく、昭和の名古屋につくられた鉄筋コンクリートの聖堂です。
外から二本の塔を見上げたあと、中へ入ると今度はその高さを室内から感じることになります。
入口から祭壇へ向かって、細長い身廊がまっすぐに伸びています。
左右には列柱が続き、その上には尖ったアーチ。さらに視線を上げると、高い天井へとつながります。
正面の祭壇だけを見てしまうより、入口付近から一度、空間全体を眺めてみたくなる内部です。
そして、壁面にはステンドグラス。
外から差し込んだ光が色を持って室内へ入り、外観とはまた違った印象になります。
この聖堂には、音にも関わるものがあります。
後方に設置されているのはパイプオルガン。たくさんのパイプが並ぶ姿も、聖堂内部の一部になっています。
建物は2015年、国の登録有形文化財に登録されました。登録されているのは聖堂だけではなく、司祭館も含まれています。
※建物については、カトリック布池教会、文化庁等の公開資料を参考にしています。記載内容は資料および撮影時点の情報をもとにしており、その後の改修等により現在とは異なる場合があります。
